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2025.05.08

◆生豆価格改定のお知らせ＜2025年5月15日(木)ご注文分より＞



2025年5月15日注文分よりコーヒー生豆価格表が変更になります。新価格表を別紙同封しておりますので、ご参照の程宜しくお願い致します。

■現在、コーヒー相場は、大幅に高騰しており、注文量が急増しています。その為、在庫が急になくなり、価格改定のお知らせを案内する前に、価格改定を実施、又は販売を一時中止する事が増えておりますので、予めご了承ください。

　コーヒー相場は、ブラジルの天候に左右される状況が続いています。気温、降水量によって、生産量の増減が予想　され、コーヒー相場を動かしています。
ブラジルの3月コーヒー生豆輸出量が前年比26％減少と報道され、供給不足が懸念されており、コーヒー相場押上げ要因となっています。
ヨーロッパの調査会社では、ブラジルのアラビカ種の2025年生産量予測として、昨年比で13.6％減少すると報道するところがでており、コーヒー相場押上げ要因となっていますので、要警戒です。

　中米産のコーヒー生産量は、多くの国で減産になっており、供給量が減少することになりそうです。その為、欧米からの引き合いが強く、例年よりも早い段階で、産地の方は売り切れる状況になっています。
それに伴い、価格は、コーヒー相場高騰もあり、割高感が強くなっていますので、ニュークロップは総じて高くなると共に、入荷量も少なくなると予想されますので、ご注意ください。

　生産国の輸出業者の中には、コーヒー農家から高く生豆を買っているので、コーヒー相場が下がっても価格を下げれないと言う業者が中南米生産国に多くいることも、注意する必要がありそうです。
欧米の大手コーヒー会社では、コーヒー相場高騰から、当用買いに徹して十分な在庫を確保していない会社が多くいる事で、需要は高く、供給が少ない状況が続く要因となっています。
アメリカでは、コーヒー小売価格の値上げによる、需要の減少を危惧するニュースが流れており、コーヒー相場の値上げを抑える要因となっています。

　日本国内でも大手コーヒー会社が値上するニュースが発表されています。多くのコーヒー会社が原料であるコーヒー生豆価格高騰により、商品に価格転嫁する事態となっており、この状態は、しばらく続くと思われます。
但し、値上による消費減少に繋がるかは、不透明な状況で、スーパーなど小売店側の対応が、注目されます。
アメリカの関税政策による影響により、アメリカコーヒー市場が縮小するのではと見られており、コーヒー相場の下げ要因として見られていますが、先行きは不透明な状況です。

　日本の2月コーヒー生豆輸入量は、前年同月比で16％減少と報道されました。コーヒー価格の上昇に伴い、輸入商社は、輸入量を抑え在庫軽減に動いていることが、鮮明になっています。
今年は、今までと違い流通量が少ない状況が続くと予想されます。その中で、コーヒー相場の変動により、大手コーヒー会社が大量の注文を入れた場合、日本国内在庫が、更に大きく減る可能性があります。
そうした場合、コーヒー生豆の取引価格は、相場とは関係なく、大きく動く可能性がありますので、ご注意ください。

　汎用品（コマーシャル品）は、コーヒー相場に連動して価格も柔軟に変わります。
但し、流通量が十分な場合での話であり、在庫が少なく、流通量が少なければ、コーヒー相場とは、連動しない状況が生まれますので、品目によって値動きが変わる事をご注意ください。
　スペシャリティ品は収穫時のコーヒー相場によって決まり、原則、多くの生産国では1年間に1回の入荷しかありません。国によっては、年に2回収穫がある国は、2回の購入タイミングがありますが少数です。
よって価格の変動は、コーヒー相場の動きとは、すぐに連動しないのが、特徴と言えますが、生産国によって収穫時期が違いますので、コーヒー相場が、上がった時期により、上がり方に差が発生します。
基本、需給バランスにより、価格は変わってきますので、生産国毎に、その年の収穫量の増減と世界的なコーヒー相場とを加味して価格が決まります。
国内在庫が無くなれば、次回、ニュークロップが入荷するまで待たなければいけないのも、スペシャリティ品の特徴と言えますのでご理解ください。
スペシャリティコーヒー市場は、世界的に伸びていますので、コーヒー農家の強気な状態は当分続くと思われます。

■現在コーヒー相場価格と弊社販売価格との差　 (目安としてご参考ください。)　
・ブラジルNo2　S17/18　：　弊社販売価格　+　約￥120/kg
・コロンビア　スプレモ　：　弊社販売価格　+　約￥100/kg
・グァテマラSHB　ウエウエテナンゴ　：　弊社販売価格　+　約￥220/kg
・モ　カ　レケンプティ　G-4　：　弊社販売価格　+　約￥420/kg
・モ　カ　イルガチャフェG-2  ：  弊社販売価格　+　約￥210/kg
・タンザニア　AA 　　　：　 弊社販売価格　+　約￥280/kg
・マンデリン　G－1　　：　 弊社販売価格　+　約￥120/kg

■在庫状況報告
※ブラジルNo2  S17/18の在庫が少なくなっています。売り切れた場合、次回は、5月9日出荷開始予定。
　価格も上がる事を予めご了承ください。
※ブラジルNo2  S18　（6.000kg数量限定)　 5月14日出荷開始予定。
　この後、今年の入荷予定はありませんので、予めご了承ください。
※コロンビア　スプレモ　5月12日出荷開始予定。
※グァテマラ　アンティグア　メディナ農園の在庫が少なくなっています。　在庫が無くなり次第、販売を一時中止します。
　次回入荷は、12月の予定です。価格は、￥730/kg高くなりますので予めご了承ください。
※グァテマラ　アンティグア　パストレスの在庫が少なくなっています。在庫が無くなりますと販売を中止します。
　次回入荷予定は立っておりませんので予めご了承ください。
※モ　カ　コチャレ　G-1　ナチュラルの在庫(約1.000kg）が少なくなっています。在庫が無くなり次第、販売を一時中止します。
　次回入荷は、10月の予定です。価格は、￥420/kg高くなりますので予めご了承ください。
※モ　カ　チェルベサ　G-1　ナチュラルの在庫(約900kg）が少なくなっています。在庫が無くなり次第、販売を一時中止します。
　次回入荷は、6月末の予定です。価格は、￥290/kg高くなりますので予めご了承ください。
※ブルーマウンテンNo1　クライスデール  22/23クロップの在庫が少なくなっています。
　在庫が無くなりますと、23/24クロップの販売になりますが、価格は￥660/kg高くなりますので、予めご了承ください。
※コスタリカ　フォレストマウンテン　Qグレードの在庫が少なくなっています。在庫が無くなり次第、一時販売を中止します。
　次回入荷は、8月末の予定です。価格は、￥720/kg高くなりますので、予めご了承ください。
※インド　ボアブス農園 有機JAS＆ディメター認証の在庫が少なくなっています。次回入荷は、5月末の予定です。
　価格は、￥150/kg高くなりますので、予めご了承ください。
※カフェインレス　ホンジュラス　有機栽培の在庫が無くなりました。販売を一時中止します。
　次回入荷は、6月末の予定です。価格は、￥810/kg高くなりますので、予めご了承ください。

 
【入荷情報】
■新商品　ペルー　カハマルカ　(有機JAS栽培)　30kg　Qグレード　ニュークロップ入荷
■新商品　ハワイコナ　エキストラ・ファンシー　2024年入荷分 　特価　(数量限定：360kg)
  売切れ次第、販売終了となりますので予めご了承ください。

■ブラジルNo2 S17/18　モジアナレーズン　30kg 　Qグレード　ニュークロップ入荷　
■レッドガヨ　ウェーイラン　（マンデリン　アチェ）　30kg　ニュークロップ入荷
■ルビーマウンテン  （ベトナム　アラビカ）　30kg　Qグレード　ニュークロップ入荷
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上


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